ハイ。とうとうタイトルが変わってしまいました・・(^^;
今までのタイトルだとおこがましすぎるような気がして・・。
自分自身に整理をつける為に、つらつら書いてみたいと思います。

こげんたちゃんの事件を知り、胸がつぶれそうになって何かできる事はないかとブログをはじめ、色々調べたりしてみました。
そうしているうちに、ある大学に、たくさんの猫がいる事がわかりました。
ここの猫を避妊・去勢して飢える事なくしてあげたいと思って色々調べたりしてました。

何度か通ううちに、瀕死のキジトラに出会いました。抱き上げたら、しがみついてきたその子を家に連れて帰りました。
横隔膜ヘルニアで緊急手術、くしゃみはなみずは止まらず、手術後はずっと下痢をしていて、アレルギーの疑いもありヨレヨレのボロボロでした。
そして猫伝染性腹膜炎(FIP)のウィルス抗体価が12800倍という高数値でした。

目の前が真っ白になりました。発症したら助からない、まだ詳細がよくわかっていない未知のウィルス・・。
12800倍という数値は、発症しているといってもいいくらいな数値みたいです。(FIPについては、過去ログをご覧下さい)

FIPについて調べまくり、色々なサプリメントを試したり、先住猫にうつしてはいけない、先住猫が新猫を受け入れてくれるかどうか、また受け入れて仲良くなっても、抗体価の高い新猫と接する事で、先住猫の数値も上がってしまう場合があると聞き、神経を尖らせてました。

2匹の仲も、最初の頃は、ノアが元気になった途端、先住猫くぅに飛び掛っていくので目が離せませんでした。
くぅもノアの存在にビクビクし、ストレスのハゲができてしまいました。
ほとんど1Fに閉じこもってすごす先住猫。可哀相な事をしてしまったと、ちょっと後悔しました。

夜寝る時は、くぅのいるフロアに行かないように、ノアは私と一緒に一部屋に閉じこもって寝ていたのだけど「出たい出たい」と大鳴きされて睡眠不足の日々でした。

そして、保護してからはや5ヶ月。

くぅもすっかりノアの存在に慣れ、一緒に遊ぶ?ようになりました。
ノアは、2.1キロという体重だったのが、5キロ以上になり(^^; 
軟便以外の症状は治まりました。軟便もアレルギーの可能性があるので、ご飯を変えたら、よいうんこさんをするようになりました。
FIPの抗体価も10月の時点で800倍とずいぶん下がりました。

私の神経もそんなに尖る事もなく、平穏な日々が戻りつつあります。

でも胸に小骨が突き刺さったように、ノアの仲間たちの事は、ずっと気になっています。
物理的に、現場までの距離が遠い事もありますが、今後、地域猫活動をしようとしたら、絶対にノアのように保護が必要になってくる猫が出てくるはず・・。

うちには2匹しかいないけど、仮に私に何かあった場合、旦那にはこれ以上の頭数の面倒をみるのはまず無理です。
現に、今年初めに骨折して、8月に金具を外す手術をする時に入院しただけでも、大変そうでした。

里親さんを探すといっても、里親詐欺も心配です。あそこにいる以上にヒドいめにあうかもしれない。
ネットワークも何も持たない私がやろうとするには、コトはあまりにも大きすぎました・・。
自分の生活を犠牲にしてまでも、保護活動をしてらっしゃる方達は本当にすごいと思います。
私にはできませんでした・・。

あそこの子達を、見捨てるようで胸が痛くて、とても悲しい。けれど、今の私にはノアを保護しただけで精一杯です。
せめて、どうか飢えていませんように、病気で苦しんでいませんようにと祈る事しかできません。

いまわたしにできるのは、保護したくぅとノアの事を一生、精一杯可愛がってあげる事だけだと、自分を納得させるしかありません。

無力な自分に落ち込みつつ、猫達の可愛さに癒されてます。

すべてのペットたちが、幸せに天寿をまっとうできる世の中になりますように。